今年は,新しい分野の作品(本や映画など)に積極的に触れて,興味分野を多少なりと広げようという目標を立てました(昨年の研究進捗が芳しくなく,研究に集中しすぎるのも気が滅入ってきたという理由もあります). ということで,モチベーション維持と記録のため,ログと感想を適当に残しておこうと思います. あと,140字以上の文章を書く練習をしたかったとか,他の人が書く本の感想とかを読むのが好きなので単純に真似したくなったとかいった理由もあります (このまとめ形式も,サークルの先輩のブログを参考にさせていただいています).
読んだ本
- 川上弘美『センセイの鞄』
- 阿満利麿『法然入門』
- 神島裕子『正義とは何か』
- 伊藤計劃『虐殺器官』
- 小原雅博『大学4年間の国際政治学が10時間でざっと学べる』
- 桑山敬己『人類学者は異文化をどう体験したか』
- 濱野佐代子『人とペットの心理学』
- 青木保『異文化理解』
- 清塚邦彦『フィクションの哲学』
年末年始の頃に図書館で本を大量に借りてせっせと読んでいた. 図書館だと,人気のある新刊を借りるのは難しいので,気になる本を好きに買える財力がほしい.
今月面白かった本を一冊あげるなら『法然入門』だろうか.法然の「専修念仏」の思想については日本史の授業で習った程度しか知らず,「念仏を唱えてるだけで救われるなんて虫の良い話があるんだろうか」と思っていたが,念仏を唱えるという行為によって阿弥陀仏による救済という「物語」を選択しているという説明はなるほどと思った.
見た映画
- 『007 スカイフォール』
- 『007 スペクター』
Amazonプライムビデオで見放題配信されていたので近年の007シリーズを一気見した(『カジノ・ロワイヤル』と『慰めの報酬』は昨年末に観た). あまり海外に行きたいとは思ったことはないが,イギリスが舞台の映画を観ると,イギリスには行ってみたくなる.