2022-01-01から1年間の記事一覧

読んだ本とかのまとめ(2022年12月)

読んだ本 中井英夫『虚無への供物』 酒見健一『後宮小説』 恩田陸『愚かな薔薇』 松本清張『松本清張傑作短篇集(一) 或る「小倉日記」伝』 石田夏穂『我が友、スミス』 宇佐見りん『推し、燃ゆ』 小川一水『老ヴォールの惑星』 ミシェル・ウエルベック『闘…

読んだ本とかのまとめ(2022年11月)

読んだ本 恩田陸『失われた地図』 コニー・ウィリス『最後のウィネベーゴ』 夏目漱石『それから・門』 ヘルマン・ヘッセ『シッダールタ』 芹沢光治良『神の微笑』 大河内一楼『ゆりかごの星』 『失われた地図』は,土地の記憶から現れる異形の存在である「グ…

読んだ本とかのまとめ(2022年10月)

読んだ本 恩田陸『EPITAPH東京』 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『あまたの星、宝冠のごとく』 寺地はるな『タイムマシンに乗れないぼくたち』 忙しくなってくると小説に偏りがち. 『EPITAPH東京』は「東京」という町をテーマにしたエッセイのような小…

読んだ本とかのまとめ(2022年9月)

読んだ本 ケン・リュウ『紙の動物園』 恩田陸『祝祭と予感』 三浦しをん『格闘する者に○』 月村了衛『土漠の花』 原田マハ『デトロイト美術館の奇跡』 『紙の動物園』はSFというよりはファンタジー色強めの作品で不思議な感覚になった. 巻末の解説を見ると…

読んだ本とかのまとめ(2022年8月)

読んだ本 グレッグ・イーガン『しあわせの理由』 伊与原新『八月の銀の雪』 ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか』 ボルヘス『伝奇集』 恩田陸『ドミノin上海』 伊藤計劃『ハーモニー』 『しあわせの理由』は,表題作の「しあわせの理由」・…

読んだ本とかのまとめ(2022年7月)

今月は特になし

読んだ本とかのまとめ(2022年6月)

読んだ本 グレッグ・イーガン『祈りの海』 森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』 吉村昭『星への旅』 山本圭『現代民主主義』 柚木麻子『ナイルパーチの女子会』 今月よかったのは『祈りの海』.SFの短編集は読みやすいし程よく現実感がないのでいいですね.…

読んだ本とかのまとめ(2022年5月)

読んだ本 田中拓道『リベラルとは何か』 千早茜『透明な夜の香り』 鈴木哲也/高瀬桃子『学術書を書く』 チョムスキー/バーウィック『チョムスキー言語学講義 - 言語はいかにして進化したか』 架神恭介/辰巳一世『完全教祖マニュアル』 八木沢敬『はじめて…

読んだ本とかのまとめ(2022年4月)

読んだ本 イリス・ボネット『WORK DESIGN - 行動経済学でジェンダー格差を克服する』 テッド・チャン『息吹』 萱野稔人『100分de名著:カント『永遠平和のために』』 セソコマサユキ『あたらしい離島旅行』 柏端達也『コミュニケーションの哲学入門』 渡辺正…

読んだ本とかのまとめ(2022年3月)

読んだ本 ジェリー・Z. ミュラー『測りすぎ:なぜパフォーマンス評価は失敗するのか?』 伊藤亜紗(編)『「利他」とは何か』 入江幸男『問答の言語哲学』 サミュエル・ボウルズ『モラル・エコノミー :インセンティブか善き市民か』 ヘルマン・ヘッセ『デミ…

読んだ本とかのまとめ(2022年2月)

読んだ本 溝井裕一『水族館の文化史』 石川美子『ロラン・バルト』 高橋昌一郎『小林秀雄の哲学』 森村進『幸福とは何か』 朴順梨『離島の本屋』 凪良ゆう『流浪の月』 太田省一『アイドル進化論』 佐藤岳詩『メタ倫理学入門』 今月のマイベストは『流浪の月…

読んだ本とかのまとめ(2022年1月)

今年は,新しい分野の作品(本や映画など)に積極的に触れて,興味分野を多少なりと広げようという目標を立てました(昨年の研究進捗が芳しくなく,研究に集中しすぎるのも気が滅入ってきたという理由もあります). ということで,モチベーション維持と記録…